観賞魚の友 [グッピーの秘]
観賞魚の友は観魚タイムズ社というところから出版された雑誌で当方では3冊しか保有しておらず、未だ全貌は不明である。1967年5月号が創刊2号であり9月号で早くも発刊遅延を詫びる文言があるので以降そんなに続いてはないと想像される。少なくとも10月号のグッピー特集は発刊されているはずなのだが、、。
日本がイケイケだった頃のアクアリウム業界の資料は大いにツボなのだがもはや新規の入手はほとんど不可能と思われる。
この時代の(今も?)魚の販売名はいい加減なのであまり信用されないよう。レオパードデルタ、とあるが1967年当時黄色の今でいうドイツレオパードはまだ輸入されていない。黄色の点々模様の尾を持つグッピーは憧れであった。この魚は恐らく故浜井和泉利夫氏の手による系統と思われる。今見ても魅力的な柄で飼ってみたくなる。画像が悪いのはお許しいただきたい。雑誌の写真自体がピンボケ(死語?)なので。
上下は似ているが別物のようだ。名前も当時ありがちな名前である。メスもそれらしく、当時よくあったという、当て雌ではなさそうだ。
下はフォンテーヌという名前からして故和泉克雄氏の魚、と思われるが直接のブリード個体なのかどうかは不明。メスはそれらしい(その後のモザイクのベースになる模様を持っている)が雄の模様が赤っぽくぼやけているような気もする。
’70年以前はこのように資料自体が少ないのに加えて写真の質も悪い、また白黒ページも多くいろいろと推測を巡らさなくてはならない。それでもフィルム写真、それも高価だったカラーフィルムで撮影困難なグッピーの写真を残した先人に感謝。
この時代にワイルド系からグッピーは急激に改良されたはずで、もうここに載せたグッピーに関して言うなら形態的、遺伝子的にはほぼ現在と変わりないくないのものになっているように見える。
デルタへのカギは1960年代なのだ。
日本がイケイケだった頃のアクアリウム業界の資料は大いにツボなのだがもはや新規の入手はほとんど不可能と思われる。
この時代の(今も?)魚の販売名はいい加減なのであまり信用されないよう。レオパードデルタ、とあるが1967年当時黄色の今でいうドイツレオパードはまだ輸入されていない。黄色の点々模様の尾を持つグッピーは憧れであった。この魚は恐らく故浜井和泉利夫氏の手による系統と思われる。今見ても魅力的な柄で飼ってみたくなる。画像が悪いのはお許しいただきたい。雑誌の写真自体がピンボケ(死語?)なので。
上下は似ているが別物のようだ。名前も当時ありがちな名前である。メスもそれらしく、当時よくあったという、当て雌ではなさそうだ。
下はフォンテーヌという名前からして故和泉克雄氏の魚、と思われるが直接のブリード個体なのかどうかは不明。メスはそれらしい(その後のモザイクのベースになる模様を持っている)が雄の模様が赤っぽくぼやけているような気もする。
’70年以前はこのように資料自体が少ないのに加えて写真の質も悪い、また白黒ページも多くいろいろと推測を巡らさなくてはならない。それでもフィルム写真、それも高価だったカラーフィルムで撮影困難なグッピーの写真を残した先人に感謝。
この時代にワイルド系からグッピーは急激に改良されたはずで、もうここに載せたグッピーに関して言うなら形態的、遺伝子的にはほぼ現在と変わりないくないのものになっているように見える。
デルタへのカギは1960年代なのだ。
2019-07-07 17:28
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コメント(2)
本当に今と変わりないルーツですよね。非常によくわかります。
by アンディ (2019-07-17 21:11)
通巻3号が見てみたいですよね。グッピーの記事がかなり載っているみたいなので(;´Д`A
by アンディ (2019-08-22 21:42)