コレクター [書庫]

 世界中にはほんの片手で数えるほどのグッピー本コレクターがいる。こういう酔狂はデジタル社会では取り残される一方で次世代はついて来れないのじゃないだろうかと思っている。世界中に数人の人々はSNSで情報をやり取りしているのだが、交流が活発になるとデータの見せ合いっこでは収まらず、現物を見たい、クレクレ、という展開になる。
 例えばアクアライフが良い例で毎月のグッピー特集は世界のグッピー野郎は見たくてたまらないのだが海外では売ってない・・。980円の本でも地球の裏側まで発送すると定価よりも送料が高くなる(泣)
 アクアライフのグッピー特集号を英語で出せば販売部数はきっと10倍になる!はず、、ではないか、と推測、している。

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今回の発端はこれ。フィッシュマガジン1991年2月号である。国内でももはや持っている人はそう多くないであろうこの本を地球の裏側に送ってあげた方がおり、その爪楊枝の先を彼はほじってきたのだった。

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78ページ、コリドラスで有名なG氏(※)によるグッピー単行徒然本という一文の中に当時でも貴重であったグッピー本9冊が紹介されている。その中の1冊、観賞魚の友昭和42年10月号を見たい、という要望を受けた。
 この雑誌の件は実は私も所持しておらず、そのうちG氏におねだりしようと思っているうちに時が経ちすっかり失念していた・・・

 この件から思い立ったこともあり今後少しずつ古文献を紹介しようと、は思っているがなに分、こつこつが苦手の私のことであるし、なにより世界中で数人のために日本語でブログを書いてどうするの??

※コリドラス界(あるのかそんなの?)では'90年代には独壇場であったがらんちゅう、東錦にも一家言あり、エンゼルマニアでもあり、グッピー蔵書もすべて押えている、という怪人。
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