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肩の赤斑 [マイナーグッピー論]

 個人的には結構いろんな出入りがあったりするのですが文章にまとめるのが難しくて。
 
 昨年入手したイエロータキシードラウンドからは長い尾のタイプももちろん?出現します(予想外)
 ドイツイエローってそういえば飼ったことなかったかも(汗)ところがこれが古風なタイプのドイツイエローで独り気に入って大事にしています。Fa持ってるので尾型がまとまらないとか、コンテストレベルで言うと30点くらいの赤点レベルなのですが好きなんですよこれ。

赤斑ドイツ.JPG

 肩のあたりに赤い斑点の出るスリークォーターブラック(3/4黒)のタイプなのですがこの魚では体中央部に黄色の発色があってそれを覆っているため比較的ライトな印象になっています。ここの黄金色の発色と尾の鈍い黄色が怪しい。こういう魚が40年前は手も出ない値段だったのです。

 肩のレッドスポットと尾のオレンジのシミは連動するようで赤黒金であったはずのドイツイエローはいつしか白金、グレー、ペールホワイトの魚になりました。尾型に関しても黄色よりも白の方がきれいにまとまって切れにくく、大きくなるようです。その結果が現在コンテストで見る見事なドイツイエローになっています。

左の魚?ここでは無視しておいてください。写りこんじゃっただけです(笑)

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タキシードの雌が好き [マイナーグッピー論]

 タキシードの雌の発色には雄にもない輝きがあってぞくっとします。私だけの趣向かもしれないですが。
モザイクタキ♀.JPG

レオパードタキ♀.JPG

ショッカーガールズ.JPG

 

 

ギンガ! [マイナーグッピー論]

  とうとうこのブログを読んで新幹線に乗ってしまった被害者が出てしまいました。上に注意書きしてるのに。

・・・人生を狂わせる場合があります(笑)。十分お気を付けくださいますよう。

前回の写真の魚をどうしても現物で確かめたかったそうです(冷汗)。でも本当に見ないと納得できない時ってあるものです。こういう方とお話するためには日々の雑用など<でーい>と隅に追いやってしまうのでした。

 
 画像は先日とうとう入手した、通称ギンガ。これずーっと欲しかったのです。今回はその時の半分ほどの予算でその倍以上でかい(笑)魚が、しかも2ペア買えました。(グラム単価は4分の1以下?←重さで判断するなー!)
 普通体色のタイプも今回かなりいい群れがいて悩ましいところでしたが、やはりオリジナルに敬意を表することにしました。
ギンガ.JPG

 模様パターンはエンドラーズのオレンジドット(これも持ってない)に非常に共通するものを感じます。
昔飼ってたボトム系から突然変異でもこういうのが出たことがあり、何かスイッチがあるのでしょう。

 ところでギャラクシーとギンガって名前もなんすかね。更紗とキャリコっていうのもありますが。
まあ、あまり突っ込まないことにしましょう。

これがレースグッピーだ!? [マイナーグッピー論]


アクステーションさん
http://aquastation.ocnk.net/のゴールデンレースを普通体色にして
みました。ひそかに自信持っていましたが先日同店に行ったら、このクラスのが
ごちゃまんと泳いで(売れ残って、笑)いまいた。

コブラからひたすら退化方向の改良?をしているわけですが、
いいじゃないえすか趣味なんだから。誰に迷惑かけるわけじゃなし。
(忘れてました、思いっきり家族には迷惑かけ続けてます・・・・)

私の中のレースグッピーはこのイメージなんです。
レースコブラと区別つきませんか?それもごもっともなことかも
しれません。詳しくは牧野信司著グッピーの魅力(保育社)参照
ください。この本は世界で一番詳しくレースとコブラの分別が
されている本ではないかと思っています。いったい牧野先生は
どこから情報仕入れたのでしょう。

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タテジマくん [マイナーグッピー論]

 レースグッピー軍団をようやく池上げ、なんとか室内に回収が完了しました。朝の水温は13℃でした。
危ないところでした。ほっ。
 この系統はあんまり殖えていませんでした。黄色いリングチェーンのレースコブラタイプではなく、
あえて白の縦縞の入るレースグッピータイプ?に退化させようとしています。壊し屋かぃ。もちろん赤い斑点は必須。なかなか思うように進みません。吹田から送ってもらった親が一番よかったような。

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キングコブラ②ミッチーグリーン幻影 [マイナーグッピー論] [マイナーグッピー論]

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 上は1971年西東社刊 グッピー百科の表紙です。3匹の中央のこれがミッチーグリーンオブ~と命名された、いわゆる日本産キングコブラの創世記の系統です。写真によってかなり誇張されていますが、かなり緑に見えます。今見ると単なるレースコブラなんですけど。ツタンカーメンと言った方が通りがいいかもしれません。
 グッピーや熱帯魚において<グリーン>はかなり神格化された色だと前に書いた気がしますが、このミッチーグリーン以降キングコブラにおいてもグリーンが最上級の色彩とされました。グリーンコブラという表記がよく付けられていました。

005.JPG 

 2枚目は現在我が家のコブラです。
 下は前回のチャンレース(同一魚)で上が別系統で濃い模様が気に入っているもの。
(エンドラーズも入ってたりしていんちきです)
実物はもっと光っているのですがねえ、、なに?下の方が好みですか?
 先日テレビで見た本物のツタンカーメンの棺は黄金の間にエメラルドやラピスラズリが散りばめられた、それは豪華なものでした。命名者の牧野信司氏の見識にも今更ながら驚きました。
 現在流通しているツタンカーメンは表現は確かに同じものですが、光、照りがどうも物足りなく感じます。
 iキングコブラはいつから照りを失っちゃったのでしょう?

キングコブラの模様 ①回目(たぶん) [マイナーグッピー論]

 キングコブラなんて時代遅れのグッピーになってしまいました。
 昔の話をするのはおじいさんの証拠ですが、高かったんだから。昔は(笑)。

 かつてはコンテストの花形でたくさん出品されたので、どう甲乙をつけるかって話になって、
リングチェーンが細かくって、赤が入っていなくって、尾筒に横縞(ゼブラ模様)はダメ、
黒いスポットはない方が、って誰が決めたかそういう基準になっていったのでした。
これは恐るべき?ことにこれを決めたと思われる全日本グッピー協会にだって
文書はなかった不文律?なのです。
 長い間グッピー愛好家はこれを刷り込まれていましたが、近頃はだんだん
これを知る人も少なくなってるんじゃないでしょうか。

 写真はいわゆるチャンレース
 これは海外サイトで見て欲しかったのですけど、数年前に上陸。
私は廉価になってようやく入手。こういうのがいわゆる日本では最高、とされたコブラ模様です。
でも、、、、なあ、なんかつまらない、ものたりない。
コブラ模様についても末期に故筒井良樹氏はかなり踏み込んだ発言をしています。

その後そういう濃い話は聞きませんねえ。安物になっちゃいましたからねえ、グッピー・・・

注)次回以降本領発揮する予定ですが、コブラはこうでなきゃ、という意味では決してありません。 誤解なきようお願いいたします。

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FM3月号も必見 [マイナーグッピー論]

 通称ブラックピーコック、は私のところでは入手した覚えはなく、独立した水槽があるわけでもないのに、混泳水槽から湧き出してくる状態がずっと続いています。エンドラーズとしてはかなり安定した形質なのでしょう。この魚はだから、そう呼んでいいものやら、ご教示いただきたいところです。ピーコックと呼ぶには特徴がないような感じがするのですが。

 撮影水槽のパイロットとして泳がせていたら、だんだん成熟してきました。その時によって撮って撮って、というヤツがいることに最近気づきました。
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ぶりぶりのグッピーが撮りたくて [マイナーグッピー論]

 必要に迫られて撮影水槽を設置。ホントに何やっているんでしょう。何の見返りもないのに。コンテストの魚は素晴らしいのですが、もう全開散る間際、それも網で掬われ、袋の中で揺れまくり、環境が変わって、人に見られまくり、なくたくたのグッピーの斜め泳ぎの写真ばかりなので、素人写真もいいところもあるのではないか、と思ったわけです。

 一般的な品種を紹介、するはずだったのですが、すぐ趣味に走ってしまうのでした(笑)。
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大背考 [マイナーグッピー論]

 台湾原産と思われるやたらでっかい背びれの<ハイドーサル>系。グッピー世界の久々の期待の新人だと思います。しばらく前から知る人ぞ知る存在で、プライベートルートで入手していた方もいたとか。
 ようやくグッピー産業大手!がブリードし始めたので、これからは三角尾びれの系統は皆これで上書きされてしまうかもしれません。(値段はなかなか下がらないだろーなー)

 この形質は以前からシンガポールグッピーに散見されて、私も国産化にトライしたことが3度や4度ではありません・・。証拠写真あったんですが、見つかりません(泣)。当時も今と同じく飼育未熟のため固定化して殖やすことはできませんでしたが。

 で、私なりの結論。でかい背びれはやや消耗が早く、短命な傾向がある、ということ。
 尾びれの大きい尾を維持するのには大きい背びれでなければ、という和泉師以来の玉条は必ずしも、そうとは言えない、と感じました。
 グッピーの場合背びれは小さいといっても矮小化しているわけではなく、むしろそれが原型です。らんちゅうとは違うんです!(笑)

 そうは言っても大背を否定しているわけでは決してありません。鬼籍に入った先輩方に見せたかったなー、グッピーは久しぶりに進化しちゃいましたよ~ってね。


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写真がひどくてすみません。原版は15年以上も前の自前のフィルム写真です。これは大背ではありませんね。



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