コブラもいます [三角コーナー]


三角尾は苦手なのですが比較的好調なのはこちらのハイドーサルコブラ
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 3年目くらいかな?ほとんどそのまま、いえ、アルビノだったのですがすぐこの状態になりました。ほとんど金太郎飴ですからあまり胸を張って自分のだとは言えません。
 もっと壊しまくりたい(バカモノー!)のですがあまりに完成度が高いので主系を維持しつつ、なんて言ってると挑戦する場所がありません。

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こちらは再掲のメイン系統の画像。春先の事故で煮てしまいまして現在は残骸のみです。復活はあるのか?
そのまま復活しなくてもいいのでここから新たな展開に期待したいところです。


タキシードの雌が好き [マイナーグッピー論]

 タキシードの雌の発色には雄にもない輝きがあってぞくっとします。私だけの趣向かもしれないですが。
モザイクタキ♀.JPG

レオパードタキ♀.JPG

ショッカーガールズ.JPG

 

 

ショッカー斜陽 [三角コーナー]

 吾輩はショッカー東京区西部支部長である。最近の我が軍団の低迷ぶりに筆を執ってしまった。そもそもは秘密結社たるもの情報口外などもってのほかなのだが。
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 今年の軍団の惨状を示したが、悪天候で生育が悪いこともあるがどうもショッカーらしい悪奴さ、不気味さが薄口になっている!加えて最近は類似のダンボ軍団なるものが我々にとっては微妙に被る存在である。バタバタした胸びれはショッカー道に反すると思っているのは影もなき首領とじじ○の吾輩くらいか。なにモザイクダンボ?あれはショッカー系半黒ではないのか!ううむ付いて行けん。

 ショッカーの地下組織の支部も吾輩の知る限り埼玉支部と吹田支部、某大支部を残すのみ。どこも幹部ばかりで肝腎の戦闘員が育っていないのは心配でならない。
 
 ☆♯~!と奇声をあげて湧いて出てくる黒い軍団あってのショッカーなのだ。本支部においてはこの黒勝ちの戦闘員(稚魚)がめっきり少なくなっているのが悩みの種である。

さあ、どう整理しましょうか [前衛作]

 今年の池上げから主流をはずれているけれど気になるやつら。

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 スペードテール非ラズリー(透明鱗モザイク)
 Variegated spade tail

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リオタキノ2015 コブラ入(困)
 Rio Takino 2015(snakeskin jumped in),developed from wild guppy

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ウィーン系ボトム
Bottom sword from Wien emarald

ありっ!この右の魚は!?どっかで見たような?
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某レインボーそっくりな<グッピー>できました。
Rainbow??
I have not mixed P.wingei in this strain.






カージナルの今 [前衛グッピー]

 収穫祭その2です。今年は7月になっても日照が少なく、屋外組の立ち上がりが悪かったです。その後急激な酷暑がありましたが8月中旬から秋風が吹くようになりピークが短かったため思いのほか世代交代が進みませんでした。あと30℃の日が10日くらいあると(をいっ!)我が家のグッピー的にはよかったのですが^^

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Cardinal guppy(Original strain)
カージナルはとうとうドイツにも渡ったそうですが、発色させるのにちょっとしたコツがあるようです。また成長とともにラズリーが赤い部分を覆ってしまう?傾向があるのかもしれません。また尾びれが伸びるとカージナルテトラみたいじゃなくなるのが欠点(笑)

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グラス型のXchとモザイク型のXchの違いがわかりますでしょうか?

収穫祭Ⅳ [前衛グッピー]

 シナモンホワイトピーコック
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 なんだかグラスのハネモノみたいになってきました。
 シナモンの入らないのももちろんいます。
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おまけ
レオパードタキシードモザイク透明鱗(非スワロー、笑)
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吹田方面に島流ししたはずなのに。まだちらほら出てきます。つい育てちゃうからいけない。

追加
ss型?
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指摘されて初めて気付きました。そういえば鰓が透けてるのは考えるとss型なんすかね。その他はほぼ一緒です。検定が必要、ではありますがやる気なし。


また池上げしたら報告します。

おまけ2
久々登場番犬ゴロー16歳、この夏いっちょ前に熱中症でぶっ倒れて危篤状態になりましたがまさかの完全復活。
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収穫祭Ⅲ [前衛グッピー]

 苦節3年ゴイアスエクセレント復活?
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 久々にこの表現が出ました。はたして次世代につながるでしょうか。
 参考に過去に1匹だけ出現した元祖の魚(撮影cinnamonさん)
ゴイアスエクセレント2.jpg

 次はロングラインレースボトム(仮称)思ったよりソードが伸びず↓
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収穫祭Ⅱ [三角コーナー]

 屋外飼育を水槽ではない容器でおこなう場合のおすすめは三角尾びれの改良型グッピーです。
 特にタキシード系がきれいです。ワイルド系はほんとメダカになります。否最近のメダカの方がきれいです。

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 レオパードタキシードにいろいろ混ぜ込んだので尾にオレンジが入ってきました。これはこれで嫌いじゃないです。それにしても出現率が低すぎます。いろいろ試したいことはあるのですが今季は余裕なく、またこれで冬超えします。

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 これは昨年の創作メダカ展覧会会場でまっちゃんさんと殴りあいの結果(?)競り落としたzuzuさんのハイドーサル系モザイクその後。これはすごいです。どれでもきれいな三角尾びれになりました。元のブリーダーの力としか言いようがありません。ここからすぐ壊してしまうのが私の至らないところです。

収穫祭 [前衛グッピー]

 夏の暑いのは屋外グッピーには大歓迎なのですが今年は7月上旬に日照が全然少なく、8月もお盆から失速してしまい、生育が予想より悪いです。やはりグッピーの適温は26℃から28℃ではないかと思う今日この頃。

 取り込み作業もそろそろ始めないといけないような気候になってきました。一応現役でグッピー飼ってますというところも見せておかないと。現役グッピーデストロイヤーではあります。
 あれ?そういえばあれ、いなくなっちゃった、という系統が最近も多いこと(汗)お見せできるのはごく一部のみで大部分はピーーーな放送禁止グッピーばかりです。
 
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 いわゆるひとつのR●系ギンガを某アクアステーション(笑)でしっかり固定したものを再び壊してしまったもの。スポット1個とかがぼろぼろ出てきます(涙)。ちょっと思うところがありまして。
The strain,blond lace tail with many red spots on the body.But I broke purity of the strain,because changing mind and fool. 009.JPG  毎度おなじみイリデセンス。フェイスブックで海外から違うぞと言われてしまいましたが、まだ新しい名前考えていません。これは20年くらい前にベネズエラワイルドとして入荷したボディの輝きが他と一線を画す系統ですが今思えばやっぱり、エンドラーズだったのでは?と思います。  下の魚はいろいろ混ぜものがありますがどうにもなりません、やっぱり。 My friend Ronan Boutot had pointed out < not Iridescence gene> ,but I have not preared another name.I continue bleeding this strain for twenty years. No extremely variation is born.  

17のタイプを巡る攻撃 後編 [グッピー近代史]

続きです。
http://hanayan-guppy3.blog.so-net.ne.jp/2015-08-18
少しタイムラグがあってこの発言に巨匠が猛攻撃・・・
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 「これはたいへんなことなのである。そこでお伺いしたい。<その頃>とは正確に言っていつのことであり、<17種の基本型、改良型>とはどういうタイプを言っているのか、どのような方法で17種の基本型、改良型をふくめての固定化に成功したか、それらはどういう交雑経路であったかを、ぜひ詳細に発表していただきたい」
(フィッシュマガジン 73年4月号)

 「<その頃17のタイプの固定化に成功した>人には数千頁に及ぶ貴重な交雑例が秘められているであろう。重ねてお願いするが、その一端でもいいからぜひうかがいたいものである。」                         (73年5月号)

「そのような材料となる魚がいなかった時代であったのに、そのころにグッピーの17のタイプの固定化が完了されていたなどという人がいることである。そういう言葉がなんのためらいもなく出されたのは、そのような発言の周辺が、場末の縁日の薬売り的なものでしかないからである。」                    (73年11月号)

「くどいようだがはっきりしておかなければならぬので書いておくが、17のタイプの固定化に成功したなどという言葉は口から出まかせのでたらめにすぎないのである。」
                              (74年2月号)

「・・・どのような期間で17のタイプの固定化に成功したのかは知る由もないが、いかなる手品師にも不可能なことをいとも容易になしとげた人には、このようなふしぎを解明するのも簡単なことであろう。朝飯前の仕事として、しかも過去ではなく今日の課題の一つとして種明かしを披露してはどうか。」          (74年3月号)

「自分はある時期に17のタイプの固定化に成功したなどという言葉が臆面もなく公表され、それが問題にもされずにいる。(中略)かがやかしい歴史を獲得するには無智とふしだらによってヘドロ化された環境をまずは浄化する必要があろう。」 (74年4月号)

 「いかなるタイプのグッピーも突然に出現するということは絶対にない。あの時期に17のタイプが固定するまでにはそれに要した時間と経路というものがある。」(74年6月号)

「あの<17の人>がこの魚を熱愛し、その系統的飼育に夜もろくに眠っていないなどということを風の便りにも聞いたことがない。」           (74年7月号)

「それにしてもなんのためにあのようなことが言われたのか。そしてなぜ私はこれほどまでにこの問題を追及するのか。あまりのふしだら、でたらめを黙過することができないまでのことである。」                       (74年8月号)

 「この歴史の浅さにつけ込んで、何の思慮分別もなく、私はある時期に17のタイプの固定化に成功したなどという大道商人的放言も聞かされる。(中略)この汚点は、同時にこの小さな世界における恥のひとこまであり、ひたむきに1つの道を歩く者らにとっては言いようのないはずかしめでもある。このはずかしめを忘れることはできないだろう。」
(74年 11月号)

 「私は機会あることにその発表を迫り、場合によっては公開討論のような場所も要求するであろう。その内容について討論の必要があるかないかはそれが発表されてからのことである。(中略)<すでに固定化に成功していた>という過去についてのデータ―の公開を迫るとこと(ママ)は、ふつうに行われていることであり、常識であり、義務である、少しも異常ではない。(略) それについて公開の必要はないという姿勢を固持するのは、私だけでなく、多くの読者諸賢を無視することとなり、世をたぶらかすことであり、しいては自分自身のすべても否定することとなろう。それはこの世界の公器によって発言された言葉であり、その内容は公人的なものであるからだ。この種の事実についての詭弁や私的談合は許されない。」                    (74年 12月号)

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この執拗な攻撃に対する答えはありませんでした。大人の対応といえなくもないでしょうか。それでも以降斯界の最高権威であった<17>の巨匠の方は発言が激減しました。また唯一の魚の情報誌であったFM誌上からこの後グッピーに関する情報がほとんどなくなりました。各地にあったグッピー愛好会は急激に活動を停止してしまいました。更にとどめは孤高の将となった当の本人も80年にひっそりと引退してしまったのです。1975年以降十年ほど暗黒の時代が続くことになります。


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